復習!!『るろうに剣心 RUROUNI KENSHIN』
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現在、最新作『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が大ヒット上映中という事で今更ながらブログで書かせていただきました。(評価点:65点)
※既に興行収入は5億を超えたみたいですね。(2021/4/28時点)
『るろうに剣心 RUROUNI KENSHIN』あらすじ
幕末の時代に「人斬り抜刀斎」の通り名を持ち、幕府要人や佐幕派の武士達を震撼させていた凄腕の暗殺者・緋村剣心。
それから10年の月日が流れ、時は明治11年。剣心は、人の命を奪うことを良しとしない「不殺(ころさず)の誓い」を掲げて日本各地を旅しながら、か弱き人々を剣の力で守り助ける流浪人として、穏やかな日々を送っていた。そんな剣心が東京に流れ着いた頃、巷では中毒性の高い新型阿片の密売、“神谷活心流 人斬り抜刀斎”を騙る辻斬りという、2つの事件が進行しており剣心も事件に巻き込まれていく。
『るろうに剣心 RUROUNI KENSHIN』スタッフ・キャスト
監督:大友啓史
エグゼクティブプロデューサー:小岩井宏悦
プロデューサー:久保田修
原作:和月伸宏
脚本:藤井清美、大友啓史
緋村剣心:佐藤健
神谷薫:武井咲
鵜堂刃衛:吉川晃司
高荷恵:蒼井優
相楽左之助:青木崇高
外印:綾野剛
戌刻番神:須藤元気
明神弥彦:田中偉登
山県有朋:奥田瑛二
斉藤一:江口洋介
武田観柳:香川照之
『るろうに剣心 RUROUNI KENSHIN』感想(ネタバレあり)と評価
今回は、私が本作を鑑賞して感じた本作の見所ポイントを3つ上げてみました。
➀谷垣健治がアクション監督を務めた迫力あるアクションの数々
ドニー・イェン作品など国外でも活躍する谷垣健治がアクション監督なので、やはり他の邦画と比較してもアクションシーンは、かなり迫力がある様に感じました。特に佐藤健が演じる剣心の殺陣シーンは走り回ったり飛び回ったりと、これまでの邦画の殺陣シーンのイメージを覆す様な激しいシーンの数々は見所かと思います。
※また、江口洋介が演じる斎藤一の牙突シーンはネットでも放送される度に話題になる名(迷)シーン?なので必見です。
②原作とは違った魅力を感じさせる演出
原作が漫画の映画作品などでは、原作と映画の違いに賛否両論が出る事が多く今作も公開当時から現在に至るまで意見・評価は割れている印象で、むしろ熱狂的な原作ファンであれば、そもそも映画化する事が反対という方も多かったのではないでしょうか。ただ、今作は1つの映画作品として非常にクオリティーが高いのでシリーズとしてヒットしているんだなと思いました。見所ポイント➀で上げたアクションもそうなのですが、やはり演出が龍馬伝を監督した大友監督なので、演出のチープさや違和感も無く映画として質が高かった様に感じました。
③絶妙なキャスト陣
そして最後の3つ目の見所としてご紹介したいのが、バラエティに富んだキャスト陣です。正直、主演とヒロインはお客を呼べる人気俳優を持ってくるのは一般的なので佐藤健と武井咲は納得のキャスティングかと思います。
※人気だけでなく佐藤健は、剣心を素晴らしいアクションと演技で演じていますしね。
ただ、その他の脇を固める役者がしっかりとしていたからこそ今作は、面白いと感じました。特に、絶妙なキャスティングだと感じたのは、鵜堂刃衛を演じた吉川晃司です。表情と目などを中心にクセのある敵役の雰囲気や魅力がしっかりと伝わってきたので、個人的には原作のイメージを崩す事なく成功し好事例だと思いました。
※戌亥番神を演じた須藤元気は、逆に原作のイメージと全然違いましたが、あのキャスティングはネタ枠として面白いなと思いました。
「最後に」
漫画が原作の映画化は映画作品として評価が低い事が多いですが本作は、アクションシーンの迫力などエンタメ性に溢れているので、純粋にアクション映画としても楽しめる作品かと思います。私も映画は食わず嫌いしてしまうタイプなのですが現在、シリーズ最新作も劇場で公開しておりますので、試しに鑑賞して観てはいかがでしょうか。